2006'弾丸レポート 第9弾 年末の岩手県 網張温泉
岩手高原を少々早めに切り上げ午後からここ網張温泉にやってきました。
岩手高原より車で10分程度で到着できる距離にありますが、道路はこの先通行止めになってるんで、入り込む車は少ないです。
ここ網張温泉は国民休暇村の隣接するスキー場となっていて来場者のほとんどは休暇村滞在、もしくは地元の日帰り客ばかりです。
無論リフト待ちは無く、コースにも適度な滑走者がいるだけで、非常にストレスない滑りが楽しめますね。
ゲレンデは比較的中斜面が多く、また立ち木が比較的にあるためベースからのスキー場規模は全くわからない状態です。
しかしながらリフトを何本か乗り継ぐと、その自然環境と調和した各コースがあり、凛とした静けさを楽しみながら大人のスキーを味わう事ができます。
昨今の大音量を撒き散らすスキー場が苦手な方はお勧めではないでしょうか?

今回は下部のファミリーゲレンデに掛かるリフトが運休していたのですが、このファミリーコースがクローズしてしまうと初級者の滑走する場所が無くなってしまいます。
是非とも運行の再開を望むばかりです。
レポート日 2005/12/30 (金)
天候 曇りと時々雪
雪質 パウダースノー
積雪量 180cm
滑走可能コース ファミリーゲレンデを除く全コース
運行リフト 第四リフトAB線運休
道路状況 圧雪一部アイスバーン
リフト混雑状況 ほぼ待ちなし
コース混雑状況 混雑なし
リフト料金 通常8時間券3000円(今回半日券2300円)
駐車場 空き多数 無料
有料道路 浦和〜松尾八幡平 10900円
お勧めコブ斜面 なし
お勧め中斜面 スラロームバーン
お勧め緩斜面 なし
ファミリーゲレンデ
距離1300m
最大斜度15度 平均斜度7度

今回はリフトが運休のため、ハイクアップで初心者がこのバーンを滑走していました。
距離は極端に短く、ゲレンデというよりも、広場といった感じさえ思えるバーンです。
トドマツスロープ
距離720m
最大斜度22度 平均斜度20度

リフトを3本乗り継ぐと最上部へ立つ事ができます。
この林間コースに響く音は風の音だけで、非常に落ち着いた静けさがあります。
斜面は緩めの中斜面でややネジレがありますが、初級者でも十分滑走できるコースです。
雪質は最上部とあってかなり上質です。
スラロームバーン
距離1800m
最大斜度37度 平均斜度18度

コース上部に急斜面が存在します。斜度感は37度?と言う程度で滑走者が少ないためコブになる事はあまり無いのでは?
半分から下についてはストレートの中斜面でカービング向きといえるコースですね。
白樺スロープ
距離1300m
最大斜度28度 平均斜度18度

スラロームバーンから枝分かれするこのコースはコース幅も広く半分が圧雪、もう半分は未圧雪と上手く作られており、楽しみ方も2倍ですね。
ややネジレが気に掛かるところではありますが、リズムが掴みやすいコースですね。
ミズナラスロープ
距離1000m
最大斜度35度 平均斜度16度

非常に明るいコースで、コース幅も広く適度な距離の滑走もできるためかなり人気になっているコースですね。
(人気といってもご覧のように誰もいないときが多いですが)
最大斜度の割にはやはりコブの斜面は存在していません。
双子林間コース
距離1000m
最大斜度10度 平均斜度7度

私の最も苦手とするコースです。
アップダウンがあるコースなんですね。そう登り坂をスケーティングで結構進まなければいけないんです、このコース!
非常に厄介ではっきり言って入り込まない方がいいでしょう。
双子滑走コース
距離850m
最大斜度25度 平均斜度13度

自然環境のよさはご覧の写真でもお分かりになるかな?
決してガンガン行くスキー場でもないし、仲間でワイワイするスキー場でもないですよね。
コースの途中で立ち止まって、回りの景色を眺めるとか、天気のいい日、鳥のさえずりに耳を傾けてみるとか、そんな余裕のあるスキーがピッタリの場所ではないでしょうか?
カラマツスロープ
距離600m
最大斜度20度 平均斜度10度

写真はセンターハウスと駐車場です。
到着はお昼頃でしたが、センターハウス裏の駐車場は満車になる事は無かったようです。
またセンターにはスクール、レンタル、レストラン、売店等、一通りの物は揃っていて不自由はまったく感じられませんね。
このスキー場のレストランはセンターハウスの1階に軽食、2階にまぁ極々普通のゲレ食メニューが並びます。
値段は比較的に安めです。
お味は普通かな?

スキー場よりちょっと下に日帰り温泉がありスキーを早めに切り上げて温泉を堪能するのもここの楽しみではないでしょうか?