パルコール嬬恋 群馬県吾妻郡嬬恋村千俣バラギ高原 0279-96-1177 オフィシャルHP
アクセス
2005’パンフレット
リフト料金(2005年)
 かぐら共通大人1日券  4000円
 大人午前券 3000円
 大人午後券 3000円
 リフト1回券 400円
 かぐら共通大人2日券 7500円
営業時間 
営業日  2004/11/202005/5/29
日 中  6:30〜17:00 
ナイター  なし
 レポート日 2005’5/4(水)
 天候 晴れ
 雪質 ザラメ
 積雪量 210cm
 道路状況 ドライ
 混雑状況 かぐらメインやや混雑
 駐車場料金 無料
 有料道路 なし
 渋滞箇所 関越道の帰路全線
 FOMA 全域圏外
○な所
*広大な滑走エリア
*非常に長いシーズン
*ドラゴンドラを利用して苗場も滑走可
×なところ
*ロング滑走ができない
*滑走感が今一得られない
*動かないかぐら第五リフト
*かぐらがネックになって初級者が行き来できない
お勧めタイプ
初中級者
ミシュラン
★★
3 5 - 13 5 -
お勧め急斜面 かぐらメイン
お勧め中斜面 田代ダイナミック
お勧め緩斜面 田代全域
 〜〜総 評〜〜
関東圏からのアクセスが非常に便利な地域ながら長いシーズンが魅力の「かぐらみつまた田代スキー場」特に春スキーでは絶大な人気を誇っています。ゲレンデ規模も大規模に分類される大きさで上級者向けのかぐら、初級者向けの田代とその色分けがはっきりしているところも特徴でしょうか?但し中級者が楽しく滑るゲレンデがあまり存在しないのが、難点で全てのレベルに向いたコースレパートリーというわけにはいかないようです。
上級者が楽しめる、かぐらゲレンデまで行くのにゴンドラやリフトに複数乗らないとたどり着けないのがネックですね。
数値上の標高差は日本一なんですが、実際は最上部のリフトがここ数年動いていない事、みつまたへの滑り込みが困難な事、下山コースも含んだ数値である事などを考えると、日本一の座は同じ西系の妙高杉の原に譲らざる得ないでしょうか?
 
弾丸レポート!最終回!快晴のかぐらみつまた田代スキー場
さぁ05シーズン締めくくりはここ数年の定番と化している「かぐらみつまた田代スキー場」である。何で毎年のお決まり担ってるかというと、早割り券が必ずといっていいほど余ってるんですね〜、今年も全く同じ理由でした(汗;)
自宅を4:00に出発、アクセスの混雑もこの時季は皆無で8:00には苗場の駐車場に到着です。
今年は苗場も雪の廊下ではありますが滑っての下山がまだ可能のようで、積雪の多さが目だちますね。
スキー場もこのGWが過ぎると逆にこの雪が厄介な物になっちゃうんでしょうね。ゴルフ場がオープンできないようです。
今回は苗場からドラゴンドラを使って田代へアクセスする予定ですが、8:00の段階でも火打の駐車場は数えるほどしか車が停まっていませんでした。さーラストランです。のんびり怪我のないようにいってきま〜す!!

苗場、火打ちの駐車場からは一旦ペアリフトに乗り細い斜面を滑り降りてドラゴンドラの乗り場へと行き着きます。
流石に苗場の下部斜面は雪を寄せてのコース作りでようやく滑走できる状態を確保しています。
今回はドラゴンドラ駅舎の下の駐車場までは入り込めませんでした。
ドラゴンドラの運行は8:30からで少々待たされました。相変わらずの長い距離ですね。
未だに何故ここにゴンドラなのかがよく判りません。
田代スキー場に到着しました。
苗場とは打って変わって一面の銀世界。
まだまだ十分な積雪がありGW期間中は滑走には全く問題ないです。
田代アリエスカコース
最大斜度15度 平均斜度10度
滑走距離1300m

田代エリアは80%以上が緩斜面で構成されています。初級者の方々は天国のような場所ですね。
但し少々斜度がなさ過ぎてしまい、この春の緩んだ雪での滑走にはかなり不利な条件となっちゃいます。いかんせ板が走らない。ブレーキがかかりまくっちゃいますから。
田代アリエスカコース
最大斜度15度 平均斜度10度
滑走距離1300m

同じアリエスカコースですが、左へ曲がると田代湖コースに入れます。
前方に人工湖の田代湖が一望できて非常に雰囲気のあるコースですね。
また混雑度はかなり低いので初級者でも雪の良い時はスピードの乗った大回りが楽しめますね。
ダイナミックコース(田代)
最大斜度27度 平均斜度14度
滑走距離950m

田代唯一の中斜面です。写真向かって左はモーグルラインが数本あり右側は荒れた斜面になっています。
しかしながらご覧のように雪が汚いですね〜
ブレーキが掛かりっぱなし非常に怖いです。
ダイナミックコース(田代)
最大斜度27度 平均斜度14度
滑走距離950m

ダイナミックコースを上部から見ています。
意外と斜度がありますよね。
但し下半分は緩斜面です。ロープ左側はポールに占領されていて、コース幅はますます狭くなってしまってますね。
田代連絡コース(田代)
最大斜度32度 平均斜度15度
滑走距離550m

かぐらから田代へ戻る際に滑るコースです。
距離は非常に短いのですが、大きなコブが張りついていて初級者では泣きが入るところでしょう。
迂回コースが無いこともあり、田代からみつまたへの初級者が移動できない理由がここにあります。
チャレンジバーン(田代)
最大斜度32度 平均斜度23度
滑走距離500m

田代きっての難コースです。大きなコブがビッシリ張りついていて難易度は高いです。
しかしながら距離が短いの残念ですね。
滑走している人はかなり少なく、他のコースとは少々隔離された感じでしょうか?
メインコース(かぐら)

最大斜度27度 平均斜度16度
滑走距離1200m

きつめの中斜面?急斜面?微妙な斜度なんですが午前中の早い時間では人も適度で非常に楽しめるゲレンデですね。
人気の理由が伺えるゲレンデです。
写真の時間は10:00ごろですね。
メインコース(かぐら)

最大斜度27度 平均斜度16度
滑走距離1200m

一方これは午後のかぐらメインです。
撮影は上記写真とほぼ同じ位置から撮っています。

名前のとおりかぐらエリアのメインゲレンデです。
田代、みつまた共に人は少ないのですが、ここかぐらメインはご覧のように、イモ洗い状態が続いています。コブを滑るというよりも人を避けながら滑っている感じでしょうか?
ジャイアントコース(かぐら)

最大斜度27度 平均斜度17度
滑走距離1100m

こちらはかぐらメインコースを大きく回りこむジャイアントコースです。かぐらメインよりもコブのサイズは大きいですが右半分は整地されているため何時でもエスケープすることができます。
比較的に空いているんでかぐらメインの混雑を避けたければこちらのコースの方がいいですね。
テクニカルコース(かぐら)

最大斜度29度 平均斜度20度
滑走距離450m

かぐらメインとジャイアントコースに挟まれたコースで全面にコブが張りついていて完全にモーグル専用バーンとなっています。
数々のモーグラーがストレートにこのコブを攻めている姿は圧巻ですね。
私は今回立ち入らなかったです。(汗;)
メインコース(かぐら)

最大斜度27度 平均斜度16度
滑走距離1200m

かぐらメインの全体です。時間がお昼近かったので人がドンドン増えてきますね。
他のコースは決して混雑はないんですが、ここだけはハイシーズン並み?に賑わっていますね。
ゴンドラコース(かぐら)

最大斜度20度 平均斜度8度
滑走距離4000m

かぐらゴンドラとほぼ平行するコースで4000mほとんどが斜度のない緩斜面です。
ご覧の雪の状態では板が止まってしまう状況で非常に辛いですね。
ファミリーコース(みつまた)

最大斜度18度 平均斜度11度
滑走距離1050m

なんとかみつまたエリアまでやってきました。
比較的に人の数も多く、賑わっています。
斜面は適度な斜度のある緩斜面で、初級者の滑走には適したゲレンデですね。
相変わらず今回はブレーキ掛かりまくりですが・・・
大会バーン(みつまた)

最大斜度20度 平均斜度13度
滑走距離800m

フェンスの設置でややタイトなコースになっています。名前の通り画像左側には常にポールが張られていて子供達がシーズン最後の練習に余念がないですね。
ここみつまたエリアは基本的にこの2つのコースがメインとなりますが、みつまたロープウエイを利用して家族連れにお勧めしたいゲレンデです。
ゴンドラライン(みつまた)

最大斜度20度 平均斜度10度
滑走距離600m

これからかぐらエリアへ戻ります。写真はかぐらゴンドラへ至るコースですが、あくまで連絡的なコースであり繰り返し滑走している人はあまり見かけないですね。かぐらの賑わいとは一変して閑散としています。

さぁ今回のかぐらみつまた田代で2005シーズンのレポートは終了となります。
今シーズンはシーズン初めは積雪もほとんどなく、どうなるかとやきもきさせられましたが、終わってみれば全国的に雪に恵まれたシーズンでしたね。
私も初めて訪れたスキー場も18ヶ所にも及び非常に満足するシーズンでした。来期の2006シーズンについては、北海道のロコスキー場廻りや北陸、関西のスキー場もレポートしたいな〜なんて考えております。
それまで一先ずは充電期間とさせていただきます。
ありがとうございました。