パルコール嬬恋 群馬県吾妻郡嬬恋村千俣バラギ高原 0279-96-1177 オフィシャルHP
アクセス
2005’パンフレット
 レポート日 2005’3/5(土)
 天候 晴れ
 雪質 ザラメ
 積雪量 300cm
 道路状況 駐車場直前圧雪
 混雑状況 なし
 駐車場料金 1000円
 有料道路 なし
 渋滞箇所 帰路の関越道全線
 FOMA 圏外
営業時間 
営業日  2004/12/18〜2005/3/31
日中  8:00〜17:00 
ナイター  なし
リフト料金(2005年)
 大人1日券  4000円
 11回券 3000円
 1回券 500円
 午前券 3000円
 午後券 3000円
 シーズン券 30000円
   
○な所
*未圧雪バーンの宝庫
*急斜面が豊富
*混雑がない
*積雪量が豊富
×なところ
*初中級者の滑るコースが限定されてしまう
*午前中が勝負の各バーン
*上部リフトが長くて遅い
*全ての料金が高め
お勧めタイプ
上級者
ミシュラン
i
- - - 2 - -
お勧め急斜面 ホワイトヘブン
お勧め中斜面 なし
お勧め緩斜面 ファンタジー
 〜〜総 評〜〜
まさに名前の通りに白い谷にあるスキー場で、隠れた深雪天国発見といった表現がピッタリのスキー場です。
このスキー場は基本的に圧雪を極力行なわない事が自然への配慮というコンセプトを持っていて、スキー場のいたるところが未圧雪バーンで覆われています。但し圧雪をしようとしても急斜面が多く実際はできないのが現状なのではないでしょうか?
よって初中級者が滑れるコースは一部を除きほとんどありません。上級者の深雪マニアご用達スキー場と見たほうがいいかな?
このスキー場は水上エリアに降雪があったとき来場して午前券を購入してさっと帰るのが一番利用価値が出るところなのかもしれませんね。
ともあれ首都圏から一番近い深雪天国としては利用価値が大きいスキー場です。空いてますよ〜
 
弾丸レポート!第25段 水上エリアハシゴスキーは深雪天国のホワイトバレー
大穴スキー場を後に、時間もまだ早いとの事で、銀色スキーヤーさんのお勧めでここホワイトバレーにやってきました。
途中道路は狭くなり、路面も圧雪状態になってきましたが、10分ほどのドライブで到着です。
本来は駐車料金を1000円徴収されるはずなのですが、係員が居らず結局無料になっちゃいました。
駐車場からベースのゲレンデまで少々の上り坂を歩いていきますが、スキー場名の通り静かな谷間にあるスキー場で景色も山以外に目に写るものはありません。流石にFOMAも完全圏外です(汗)
ここは3/1から早くも春スキー料金の設定になっていて午後券が2500円でありました。少々圧迫感があるスキー場ベースですが全体はどうなのかな??
ファンタジー
最大斜度18度 平均斜度14度
滑走距離400m

早速下部リフトにのって緩斜面上部にやってきました。細長いスキー場ですね〜。少々圧迫感があります。
初中級者が楽しめるコースはここしかありませんが、余りにもコースが短すぎますね。
一部小さなパークも設置されていて飛び系の人はここを繰り返し滑っていました。
下に見えるレフトハウスまでが滑走距離です。
リフトは2本しかありません。こちらは上部のペアリフトですが、長い!!遅い!!
今回は天気が良かったんですが、悪天候の時は寒いでしょうね〜
途中に中間駅がありますが、降車する人はほとんどいませんね。
青空が眩しすぎます。!
ホワイトヘブン
最大斜度30度 平均斜度20度
滑走距離500m

最上部にやってきました!
これは凄い未圧雪バーンですね。距離こそ短いもののほとんど圧雪されていません。
こりゃ朝一に来るべきでした。
現在は2:00過ぎてるんでほとんどが食い荒らされちゃってますがノートラックがこの規模で目の前に広がっていたらリフト飛び降りちゃうかも!!
ホワイトヘブン
最大斜度30度 平均斜度20度
滑走距離500m

ホワイトヘブンを上部から見ています。
コース取りは自由自在です。ややボール状になったコースではありますが、片斜面もなく非常に素直な急斜面ですね。
但し、やっぱり水上です。雪質は決していいとは言えない内容です。
クラストしていたらこのスキー場天国から地獄のスキー場に豹変する事間違いなしですね。
ホワイトヘブン
最大斜度30度 平均斜度20度
滑走距離500m

ホワイトヘブンのコース真ん中に圧雪されているコースがあります。
但し下山コースのような「道」のコースなので滑って楽しいコースではありません。
なんとか初級者の方でも滑る事は可能ですが、途中に厳しい部分もあり、やはりお勧めできるコースとは言い切れないですね。
チャンピオン
最大斜度35度 平均斜度25度
滑走距離800m

スキー場最大斜度を誇るコースであり、リフト真横に位置しているためギャラリーからは丸見えですね。
写真のように途中からコースがストンと落ちていて先が見えませんね。
チャンピオン
最大斜度35度 平均斜度25度
滑走距離800m

ここも未圧雪のコースであり右側から落ちる斜度は相当なものですね。
滑走者が少ないため今回はコブ斜面にはなっていませんでしたが、この斜面にはコブが欲しいですね。

そういえばホワイトバレーコブ斜面ありませんね〜
再度上部リフトに乗って今度は、ファイティングコース方面へ移動します。
ホワイトヘブンを滑らず尾根沿いを移動するとファイティングに行く事ができますが、途中にこんな旗がくくりつけられていました。
何でこんなところに?
注意と言われても後に引き返す事ができない位置です。
出すならもう少し手前に欲しいかな?
ファイティング
最大斜度30度 平均斜度22度
滑走距離1000m

一応ここもコースですね。
片斜面というよりナナメです。細いです。
部分的にターンができなくて横滑りでズルズル行かないと無理な部分もあります。
こういう変なコースなぜかスキです。
ファイティング
最大斜度30度 平均斜度22度
滑走距離1000m

この細いコースは結構な距離あるんですよね。
視界が悪かったら遭難しそう〜(嘘です)
ファイティング
最大斜度30度 平均斜度22度
滑走距離1000m

細いコースが終わるといよいよ大斜面が待っています。ここも幅が広いですね。
ホワイトヘブン同様に全て食い尽くされていますが、最後までノートラックが残っている部分じゃないでしょうか?
ちょっと雪が重いな〜
フォレスト
最大斜度22度 平均斜度18度
滑走距離900m

このコースはスキー場中間にあり急斜面の迂回コース的な存在でもあります。
しかながら、日陰の部分が多く雪も硬めのため思いのほかスピードが出ますよ〜
細いトイ状のコースで、自然のハーフパイプといった
感じがするコースであります。
スキー場上部からのパノラマです。
見渡す限り山しか見えず、浮世を忘れるにはもってこい(?)
スキー場の位置的には天神平と山を挟んで反対側にあり、天神同様に豪雪地帯にありますね。
当日の積雪も300mを越えており、一旦降ると量的にかなり積もる地形なんですね。
ベースになる、レストハウスです。
意外と落ち着いた雰囲気があり、静かに休憩できる場所です。
しかしながら、食事のメニューは全て1000円以上と割高な感じでした。
今回食事は取りませんでしたが、別棟にリーズナブルらしきゲレ食もあるのでお好みでチョイスできますね。

このホワイトバレーは施設こそ及ばないもののコースはミニARAIと言ったところで、ARAIほど遠くなく近場でオフピステを探している方は是非とも訪れていただきたいものです。
いいスキー場を紹介して頂きました。