パルコール嬬恋 群馬県吾妻郡嬬恋村千俣バラギ高原 0279-96-1177 オフィシャルHP
アクセス
2005’パンフレット
 レポート日 2005’2/20(日)
 天候 曇り時々雪
 雪質 重い湿雪
 積雪量 270cm
 道路状況 スキー場手前圧雪
 混雑状況 なし
 駐車場料金 0円
 有料道路 なし
 渋滞箇所 帰路の関越道全線
 FOMA 全域通話可
営業時間 
営業日  2004/12/27〜2005/3/21(土日祝のみ)
日中  9:00〜16:00 
ナイター  なし
リフト料金(2005年)
 大人1日券  1000円
 大人2日券 設定なし
 大人午前券 設定なし
 大人午後券 設定なし
 8回券 設定なし
 1回券 200円
 シーズン券 10000円
○な所
*完全なプライベートゲレンデ
*子供と雪遊びなら天国
*駅のホームを通る入り口(珍しい)
×なところ
*営業しているか不安
*駐車場のキャパが少ない(7台程度)
*とても1日は居られない
*食事を提供する施設が無い
お勧めタイプ
ファミリー
ミシュラン
★★
- - - 1 - -
お勧め急斜面 なし
お勧め中斜面 なし
お勧め緩斜面 ロマンスコース
 〜〜総 評〜〜
湯沢の華やかな雰囲気に取り残された、最奥のスキー場でリフト一本、コース一本の完全にロコスキー場の分類に属します。
ゲレンデガイドにもほとんど載らないためどんな所か掴みづらいんですが、一応西武系のスキー場であり、リフトの係員も中里から
来られているようです。
さぁ!このスキー場の紹介になりますが、まずはビックリ!スキー場の駐車場がありません。車は無人駅の土樽駅の前に駐車することになります。とは言っても置けるスペースは7〜8台が限度かな?このスペースは以前行った中富良野北星なみです。
そしてゲレンデまでは・・・あとは本編でのご紹介です。
来年度から西武系のスキー場が再編されてクローズするところも多いと聞きますが、このスキー場の生き残る道はあるのでしょうか?
 
弾丸レポート!第21段 ビックリ!駅が入り口の 土樽スキー場
神立をお昼で上がり、一度行かなくてはと思っていた土樽に車を走らせていました。中里を過ぎたあたりから急に道も細くなり車の往来はほとんど無し。
カーナビだけが道案内をしてくれます。しかしながらカーナビも周辺までは案内してくれましたがその先がよく判らず案内看板を頼りに何とか土樽駅の前まで着ました。でもスキー場が見えないんですよね。
駅前には数台の車が停まっているんですが、どの車もスキーの客らしい車ではありません。
かなり不安でしたが、よくよく駅の入り口を見ると「スキー場入り口」と書かれた看板が・・・
駅の中へと導いています。「わぁ〜どんなスキー場なんだ???」ワクワクしながらブーツに履き替えました。
ここが駐車場になります。
どの車もキャリアが無いし、スキーの車ではなさそうなんですね。
キャパは7〜8台です。
運が悪いと停められないかもしれません。
今回はたまたま一台分のスペースが空いていました。
スキー場の入り口が判らずうろうろしていると、駅の入り口の横に「土樽スキー場入り口」って書いてあるじゃありませんか!
ここがメインの入り口のようですね。
それにしても凄いスキー場だ!
駅は無人で人影はありません。早々、ブーツに履き替えキョロキョロしながらホームへ出てみると、上越線の普通列車が入ってきました!
やばいな〜ちょっと場違いで変な感じ。乗客にジロジロ見られちゃいました。
駅からいきなりリフトが出ている訳でもなく、スキー場の雰囲気も無し、入り口は通ったものの何処へ行けばいいの?
またまたキョロキョロすると、反対側のホームに「土樽スキー場入り口」の看板が!
反対側へ陸橋で渡りようやく雪の上に出てきました。
ホームからいきなりこの階段で外に出るんですが、
しかしながら凄い階段です。硬いかなと思ったら、落とし穴でした(汗)
何とかスキー場到着です。うん〜小さい!いままで色んなところ行ったけど間違いなく一番小さいスキー場だ!
リフトはペアが一基、コースはそのリフトを挟み左右に一本づつ。

写真のプレハブが唯一の施設です。

大体400m程度の滑走距離かな?体感的な斜度は両コース共最大で15度程度とやや斜度のある緩斜面と言った感じですね。
数値的には最大斜度26度となっていますが。

私はこのカンバンを見る前に1日券を買ってしまったのですが、1回券2〜3枚で良かったような。
しかしながら湯沢エリアでは間違いなく最安値の1日券ですね。
ロマンスコース
最大斜度15度 平均斜度10度
滑走距離400m

このスキー場のメインコースとなります。
やや斜度のある緩斜面といった感じでしょうか?
距離がかなり短くすぐに終了してしまいます。
雪質は湯沢独特の重たい雪でコース脇では深雪も楽しめますが斜度が無いので止まってしまうこともあり。
レッスンバーン
最大斜度15度 平均斜度12度
滑走距離420m

リフトを挟んで反対側のコースです。
こちらのコースは整備が不十分で片斜面と言う事もあり非常に滑り辛いコースとなっています。
コース的にはどちらも難易度は変わりません。

人いないでしょ。
プライベート感覚が嬉しい方は間違いなく行くべきでしょう。
現在のコースとは別にコースらしきものが一本あるんですが、リフトが架かっておらずハイクアップの必要性があるんで
滑りませんでしたが、むしろ現コースよりも素直なストレートコースでこっちの方が面白そうですね。
ここにコースを作ると、多分入り口となる駅から更に遠くなり宿泊施設となる「土樽山荘」からも不便になってしまう為
にリフトは架けられなかったのかな?
立ち木も無く直ぐにでもコースになるのにもったいないきがしましたね。

上記のプレハブ小屋の中です。
スキー場の施設はここだけです。
木のベンチがあり自販機が一台と石油ファンヒーターが置いてあるだけ。無論給食施設はありませんので持参するか、食べるのを諦める意外選択はありません。
なんか凄い雰囲気なんですが、なんとスクールのデスクも常駐されてるんです。(誰もいないけど)申し込むと何処からイントラが出て来るのだろう???
ゲレンデトップからの眺めは目の前が関越自動車道であり、高速の上からは丸見え。
また右側には関越トンネルも見えており、渋滞情報は手に取るように把握できます。
無人の搬機がだけがグルグル廻っています。
スキー場自体の客数は筆者を含め7人ほどなので当然リフト待ちはなし、コース混雑もありません。
昨今の西武の問題からも、来年は営業している事自体が奇跡と思われる土樽スキー場でした。