パルコール嬬恋 群馬県吾妻郡嬬恋村千俣バラギ高原 0279-96-1177 オフィシャルHP
アクセス
2005’パンフレット
 レポート日 2005’2/20(日)
 天候 雨のち雪
 雪質 重い湿雪
 積雪量 330cm
 道路状況 スキー場手前圧雪
 混雑状況 大中平高速10分待ち
 駐車場料金 1000円
 有料道路 なし
 渋滞箇所 帰路の関越道全線
 FOMA スタートハウスのみ圏外
営業時間 
営業日  2004/12/11〜2005/4/3
日中  5:30〜17:00 
ナイター  なし
リフト料金(2005年)
 大人1日券  4000円
 大人2日券 6400円
 大人午前券 3800円
 大人午後券 2800円
 8回券 4000円
 1回券 600円
 シーズン券 45000円
○な所
*施設面の充実度
*アクセスが楽
*多彩な急斜面
*レストランメニューの豊富さ
*豊富な積雪量
×なところ
*雪質の悪さ
*大中平高速に集中する客
*緩斜面不足
*ロングコース不足
お勧めタイプ
全レベル
ミシュラン
★★
- 3 - 4 - -
お勧め急斜面 ヘラクレス
お勧め中斜面 シリウス
お勧め緩斜面 ポルクス
 〜〜総 評〜〜
湯沢インターから非常に近く、また湯沢駅からも無料送迎バスの運行が充実していて日帰り客への配慮が非常に高い当スキー場。
オープン当初はサンライズスキーで非常に話題になっていましたが、昨今のウインタースポーツ離れで経営が危ぶまれていたが今シーズンより「パインリッジリゾート神立」に生まれ変わり営業を続けています。
スキー場自体は中規模程度の大きさで緩急取り混ぜた斜面構成。どんなレベルの方でも満足するのではないでしょうか?
ただ、中斜面のロングコースが不足気味ですね。
来場する客層は初級のスノーボーダーが非常に多く、それに伴い週末の緩斜面沿いのクワッドは大変な混雑をします。
またこのスキー場に来場する場合注意したいのが風なんです。それもこのスキー場に吹く風ではなく、ガーラ湯沢に吹く風
に注意なんです。
ガーラがゴンドラ営業を風で中止した場合、行き場が無くなった人たちが大挙この神立に押し寄せます。
そのときの混雑は物凄い常態と聞きますが私はまだそのような状況に遭遇したことはありませんが・・・
それともう一つは施設の充実度は他を圧倒しています。
レストランメニューは通常のゲレ食とは一線を画し、スタートハウスの畳敷きの休憩所は利用価値大ですね。
ともあれ、混雑が無ければ快適なスキー場なんですがね。
 
弾丸レポート!第20段 雨の神立
今回も下道のアクセスの為2:30に自宅を出発です。
なんか外は物凄くあたたかいですね〜。天気予報は雪模様なんですが・・・
途中の道路状況は昨晩の暖かさで溶けた雪が朝方凍りつき、苗場から神立までがちょっと
スリッピーでした。
スキー場到着は7:00でした。このスキー場は朝5:30から営業してるんで、既に遅刻かな?
雪のはずが・・・雨です。
気が滅入りますね。のんびりしてたんですが、一向に止む気配も無いんで気を取り直して、ゲレンデへGO!
朝7:00到着時の駐車場です。
スタートハウス前の場所に停める事ができました。
しかしながら外は雨。
悪天候を予想して皆、来ないのかな?

また目指すゲレンデ方向は分厚い雲に覆われていて視界が非常に悪い事が予想されますね。
神立はターゲットを完全に日帰り客のみとしていますので施設の面では無いものは無い!といった感じでしょうか?
0:00にオープンする駐車場や仮眠所、温泉と至れり尽くせり状態になっています。

ただオープンからの年月で施設のあちこちにややくたびれた感じは隠しきれません。
スタートハウスです。
スキー場規模の割りにリフト券売り場の窓口数が少ないように思われます。
また施設が全て生かしきれておらず、工事中のような場所もありちょっと残念ですね。

さぁリフト券を引き換えて早々にゲレンデへ!
ポルクス
最大斜度12度 平均斜度10度
滑走距離1100m

スタートハウス前にはゲレンデはありません。
ペアリフトを一本乗って広々としたゲレンデに出てきます。
このバーンはスキー場のメインゲレンデであり、常に
沢山のボーダーで賑わっています。
基本的に緩斜面はここのみなので、コースに沿ったクワッドリフトは混雑が激しいですね。
オリオン
最大斜度45度 平均斜度40度
滑走距離400m

スキー場最大斜度を誇るオリオンにやってきました。
ガスで目の前がまったく見えません。
斜度感覚も麻痺しちゃうんですが、たしか2000年のゲレンデガイドを見ると最大斜度36度となっていましたがいつの間にか45度に上がっています。
何ででしょうね?
体感的には32〜33度程度でコブも無くまた距離も非常に短いためあっという間に終わってしまいます。
ペルセウス
最大斜度24度 平均斜度17度
滑走距離600m

オリオンからストレートに降りてくるコースでキツメの中斜面が魅力ですね。
このスキー場の特徴に中斜面が非常に少ないことが揚げられますが、唯一の中斜面がこのペルセウスではないでしょうか?
但し下部にはリフト乗り場があり、乗り場ギリギリまで斜度は緩まないので衝突には気をつけましょう。
オリオン(旧スーパーオリオン)
最大斜度45度 平均斜度40度
滑走距離400m

以前の名前は確かスーパーオリオンだったはずですが、「スーパー」の名前が無くなっています。何故ペアリフトを挟んだ反対側と同じコース名にしたのかよく判りません。
またこれとは逆に、ひとつの斜面にコース名をいくつも付けるなど、今後はコース名の整理をお願いしたいところです。

さてこちらのコースですが、ここもまたガスでほとんど視界が無い状態です。実際45度あるんでしょうか?
滑る人もあまり見かけないんで(ガスで見えないだけ?)コブ斜面にはなっていません。
難斜面という感じはありませんでした。
スバル
最大斜度26度 平均斜度24度
滑走距離600m

上部のゲレンデはことごとくガスにやられてしまい、レポートするのに一番辛い状況です。

オリオンを迂回するコースで斜度は緩めです。
雪質は非常に重い湿雪でブレーキまではかからないものの今一スピードに乗れない状態ですね
ヘラクレス
最大斜度37度 平均斜度33度
滑走距離500m

スキー場唯一のコブ斜面です。
全面のコブではなく、ラインコブでありエスケープは比較的に楽です。
自分の技量に合わせてコブの深さも選べる状態でありました。

写真左側のペガサスは斜面上部にクラックが入り雪崩を起こしかけています。
大丈夫なのかな?
ヘラクレス
最大斜度37度 平均斜度33度
滑走距離500m

上部からのヘラクレスです。
中央にラインが一本だけなんで皆順番待ちをしていますね。
ヘラクレス中間から見た下部のリフト待ちです。
この日は下部クワッドリフトは最大で10分程度の待ちでしたが、昨日はガーラ湯沢からのお客が大挙押し寄せたという事で強烈なリフト待ちが発生したそうです。
来場する客層に合わせ、急斜面よりもむしろ緩斜面を充実させる必要があったようですね。
ベガ
最大斜度10度 平均斜度6度
滑走距離520m

コースというより下山のための道でしょうか?
林の細い緩斜面ですが、非常に暗いコースです。
ここを初心者コースとするならば、それは完全に間違いであり、初心者を客扱いしていないこととなります。
よってここにはコース名はまったく必要ありません。
単に「下山コース」でよいと思います。
スタートハウスの休憩所です。
畳が敷いてあり、ブーツを脱いでゆっくりする事ができます。

スタートハウス前にコースがあればもっとこの場所も活用できるんですが、ゲレンデは上部のためここからは何も見えません。
神立のいいところの一つにゲレ食メニューが非常に豊富な事が揚げられます。
定番のカレーやラーメンも種類が豊富。またセットものも選べておなかの空いた人達も大満足かな?
写真はクレープ屋さんで結構繁盛してましたよ。
疲れると甘いもの欲しくなるんですよね。


今回は雨とガスにやられた神立でしたが、混雑を回避できれば非常に使えるスキー場ではないでしょうか?