御岳ロープウエイスキー場 長野県木曽郡三岳村1 0264-46-2525 オフィシャルHP
アクセス
2005’パンフレット
 レポート日 2005’1/29、30(土、日)
 天候 ガス、吹雪
 雪質 パウダースノー
 積雪量 320cm
 道路状況 圧雪
 混雑状況 リフト待ち3分
 駐車場料金 無料
 有料道路 なし
 渋滞箇所 なし
 FOMA 山頂圏外
営業時間
日中  8:30〜16:30(花園は9:00〜16:00)
ナイター  16:30〜21:00
リフト料金(2005年)
 大人8時間券  4300円
 大人5時間券 3700円
 大人2日券 7800円
 大人5日券 18300円
 1ポイント券 300円
 三山共通8時間券 4800円
 三山共通2日券 8800円
 三山共通12ポイント券 3000円
○な所
*広大な滑走面積
*コースバリエイションの豊富さ
*パンダーゾーンの多さ
*羊蹄山を望む素晴らしい眺望
×なところ
*シーズン中の晴天率の低さ
*リフト乗り継ぎの悪さ
*コース滑り込みがスムーズにできない
*ゲレ食の貧弱さ
お勧めタイプ
ファミリー
ミシュラン
★★★★★
1 5 1 6 3 2
お勧め急斜面 大回転コース
お勧め中斜面 ジャンボコース
お勧め緩斜面 ダウンヒルBコース
 〜〜総 評〜〜
当情報局でも評価は最高ランクの5★!コースにおいては誰が行っても必ず満足できるレベルのスキー場と断言してしまおう!
今では未圧雪を売りにするスキー場もそこそこ増えてきているが、パウダーが本当に楽しめるのは数少ない。そんな中でもニセコヒラフはスキー場内のあちこちに見圧雪ゾーンが点在し、最高の雪質で楽しめる場所である。無論圧雪バーンも充実しており、ARAIのような未圧雪オンリーのスキー場とも訳が違い偏ったゲレンデ構成にはなっていないので、未圧雪は滑れない方でも非常に楽しめるスキー場なのです。
また寒さは厳しいながら、ナイターでもゴンドラを使った滑走ができ、1日を通してスキー三昧ができてしまう。
このスキー場の特徴なのが、来場する外国人の数が物凄く多いと言う事である。どのリフトに乗っても必ずと言っていいほどその姿が見受けられ、国外のスキー場の雰囲気さえ味わえます。但しスキー場への注文もあります。ここまで多くなった外国人への配慮がまだまだ足りませんね。特にゲレ食については何処にでもあるようなメニューで、メニューの英語表記は見られましたが内容が御粗末です。お味の方もありきたり過ぎる。もう少し工夫を凝らす必要がありますね。
それと前々から言い続けている、ポイントになるキング第3トリプルリフトの乗り継ぎが非常に悪い点がまったく改良されていませんね。どうにかしてもらいたい点でした。
ともあれスキー場としては国内最高の部類に属するスキー場であることは間違いなく、是非一度は訪れていただきたいです。
 
弾丸レポート!第16段 ガスの中のニセコグランヒラフ
今回のツアーのホテルは京王プラザホテル札幌です。いつもはススキノの近辺で東急インが多いのですが京プラは初めての利用です。
まぁシティーホテルなんで何処も大差なかったですね。初日は飛行機やバスの疲れなんかもあって早々の就寝でした。
2日目、3日目の起床は6:00です。6:30から朝食、慌しく7:50に迎えのバスに乗りニセコヒラフへと向かいます。大きなバスの割りに乗客は15名程度で車内は非常にゆったりしています。でもニセコまで札幌から結構遠いんですよね。到着予定は11:00近くです。
途中3つのホテルに寄ってから途中、中山峠での休憩を挟み予定通りの到着です。
しかしながら2日目のニセコは気温が物凄く高く、湿った雪が多く降りガスが非常に濃く出ていてとてもレポートできる状態ではありませんでした。
予定していたアンヌプリには上部リフトが止まってしまい行けず、東山まではたどり着いたものの、東山東山のゴンドラが今度は風で停止してしまい、やっとの思い出、ヒラフへ戻ってきました。
ゲレンデの状態もひどいもので1月のニセコとはとても思えない状態であり、レポートは3日目最終日のヒラフオンリーとさせていただきます。
ちなみにこの画像は1/29のヒラフの最上部ゲレンデです。ほとんど前が見えず、コースがどちらに延びているのか判別不明。
パウダーが立っているだけで膝まであり本当に危険を感じてしまいました。
国体コース、第二のカベ
最大斜度34度 平均斜度18度
滑走距離 1100m

通称2カベの名前で呼ばれているコースです。リフト側にモーグルコースが設置されており、目立つモーグラーのいい発表舞台になっています。
カベというほどの急斜面ではありませんが、午後の遅い時間帯になるとコブ斜面にかわります。

これから上部へとアクセスします。
フリココース
最大斜度30度 平均斜度20度
距離460m

距離は短いもののワイドな斜面で斜度も変化のほとんど無い一枚バーンです。
スピードの乗ったカービングで滑ると非常に気持ちのよい斜面です。
但し人が多いので混雑時は注意です。
最下部から、キング第一→キング第二→キング第3→キング第四と4本のリフトを乗り継いでようやく最上部へたどり着きました。

リフトの乗り継ぎが非常に悪く、メインとなるキング第三トリプルは上り坂がありこの辺をどうにかしてもらいたいですね。

最上部から天気の良い日はアンヌプリ山頂まで徒歩で上がる事ができます。
但し今回は悪天候に加え雪崩の危険もあるとの事で登頂は禁止となっていました。
ダイナミックコース
最大斜度36度 平均斜度185度
滑走距離 530m

寒い!!寒すぎます。風も非常に強くじっとしていられない状況です。
かろうじて上部リフトは動いていますが、いつ止まってtもおかしくない状況なので早めのアタック開始!

ガスがひどく視界は利かないのですが、物凄いパウダーゾーンです。リフトから少し離れると胸まで潜るところもありこれぞ本物のパウダー!と実感させられました。

しかしながら2本の滑走が限界!寒くて痛くて視界がないので早々に下部へ移動しました。
ダウンヒルAコース
最大斜度29度 平均斜度20度
滑走距離 1238m

写真は上部の斜度が一番キツイところではありますが非常に幅が広く大回りが十分楽しめるコースとなっています。
後半斜度がなくなってしまいますが、人も少なく快適なコースです。
ダウンヒルBコース
最大斜度17度 平均斜度7度
滑走距離 1047m

写真はダウンヒルAコースとの境になりますが、非常に長く幅のある緩斜面です。
林間で立ち木をうまく利用しており、雰囲気も◎ですね。
花園第二クワッドを利用して滑る事ができますので中斜面が多いヒラフ側よりむしろ初級者にはこちらのコースのほうがむいてますね。
センターコース
最大斜度25度 平均斜度12度
滑走距離 900m

多分ここはコースじゃないと思うんですが、ヒラフはこんな場所が無数に存在しており、わざわざコース外を滑る必要がありません。
また今回は大雪で同じコースを滑っても滑った跡がすぐに降雪で埋ってしまうので何度でも荒れていないバーンを滑る事ができました。
怖いリフトですね。つかまるところが無いじゃない。(汗;)
スーパーコース
最大斜度25度 平均斜度11度
滑走距離 790m

エース側の下部でも未圧雪コースが目白押しです。
あまり重さを感じないんで普通に滑っていても腰まで潜っていることがあるんです。
ここは最大25度と言う事ですが、体感的には30度オーバーは間違いないですね。
上部はネジレており下部はバキューム状態の細いコースでテクニカルバーンです。
スーパーコース
最大斜度25度 平均斜度11度
滑走距離 790m

ここでこけるとえらい事になりますよ〜
立ち上がるだけでも一苦労。
まして板が外れちゃったら見つからないかも??
写真の人かなりの時間もがいていました(笑)

でもニセコってファットスキーが本当に似合うスキー場ですね。
高原コース
最大斜度16度 平均斜度10度
滑走距離 595m

ヒラフの玄関ゲレンデです。非常に賑わっておりリフト待ちこそほとんど無いものの、コースは沢山の人でわいわいしていますよ〜
でも斜面的には中斜面に属する斜度なんで初心者には少々辛いかもしれないですね。
高原側の下部レストランです。
メニューは極々当たり前のメニューで工夫がまったく見られません。お味の方もいかにもゲレ食といった感じでしょうか?
北海道の大スキー場としては物足りないメニューですね。

今回のニセコの2日間は雪とガス、風に徹底的にやられてしまいました。それでも最終日はニセコらしいパウダースノーが満喫でき、テイネの好天と合わせ2勝1敗というところでしょうか?
本州のスキーとはゲレンデ、雰囲気ともに違うスキー場でしたね。
来年もまた行く楽しみが増えた感じです。