佐久スキーガーデンパラダ 長野県佐久市下平尾 0267-67-8100 オフィシャルHP
アクセス
 レポート日 2004’3/14(日) リフト料金(2004年)
 天候 晴れ
 雪質 ザラメ(一部水浮あり)
 大人一日券  4000円
 積雪量 120cm  大人5時間券  3500円
 道路状況 ドライ  大人12回券 4000円
 混雑状況 リフト待ち0分  大人ナイター券 1500円
 駐車場料金 無料  シーズン券 35000円
 有料道路 練馬〜佐久 3900円
 渋滞箇所 上信越道 八風山トンネル
 お勧めコブ斜面 なし
 お勧め中斜面 なし
 
  お勧めタイプ
なし
 
ミシュラン
- - - 8 - -
○な所
*高速のSAに直結
×なところ
*スキー場コンセプト不明
*ターゲットの囲い込みが?
*全ての料金が高め
 〜〜総 評〜〜
上信越道の佐久サービスエリア直結という全国的に見ても非常に珍しい当スキー場はアクセスでの便利度は他スキー場に比べて郡を抜く。しかしながらその便利さとは裏腹にこのスキー場は何を考えているのかが今一歩見えてこない。まずターゲットとして絞り込むのはファミリー層の初級レベルに間違いないのであるが、話題の高速SAからアクセスできる南パラダ側からメインの北パラダ側への滑り込みがとても初級者には辛い斜面構成となっている。またリフト下り場が非常に急に設定されている箇所もあり多くの初級者が転んで立ち往生していたのも現実である。
はっきり言ってこのスキー場に上級者の斜面など必要はないはず。初級者にもっと優しく、もっと楽しくスキーやボードができる整備を望みたいものである。
このスキー場に通常リフト一日券4000円を払うのは非常に勿体無く思う次第です。
 
弾丸レポート!第22段 久々に悪評をつけざる得ない スキーガーデンパラダ
iいいづなリゾートを午前中に切り上げ一路上信越道から佐久サービスエリアへ向かったのですが途中近道をと思ったのが間違いでまさか道路上に雪なんか無いと思ったのですが甘かったです。日陰にはまだまだたっぷりの積雪がありメインの七曲を通った方がよっぽど早かったように感じました。
また長野市内で渋滞に巻き込まれてしまい佐久サービスエリアに到着したのは13時を廻っておりました。でも楽ですね、パーキングから直接ゲレンデへ行けるなんて。初の体験です。
ゲレンデから見た佐久サービスエリアです。
上り、下り線共にガラガラですね。
私が到着した時間にはすでにスキー、ボードの人たちの姿は駐車場になく一般の駐車場を利用する人達だけでした。
ちょっとスキーを抱えて歩くのが恥ずかしいな〜
ビバーチェ(下部より)高速から見える部分です
最大斜度23度 平均11度
滑走距離639m

エスカレーターを上ると南パラダのビバーチェコースに出ます。ご覧の写真は3/14ですがまるでシーズンインの苗場や鹿沢のようですね。
リフト下にはまったく雪が無く、雪もかなり少なくなっていました。今月末まで持つのかな?
ビバーチェ(中間部)
最大斜度23度 平均11度
滑走距離639m

リフトを一本上がったゲレンデです。雪質は水が浮きブレーキが掛かります。
しかしながら人がいないです。
ビバーチェ(上部)
最大斜度23度 平均11度
滑走距離639m

南パラダの上部です。この写真の向こうに北パラダの連絡コースがあります。南パラダの最大斜度がこのバーンですが、迂回路が無く初心者が南と北を行き来するのは実際無理となっていますね。迂回コースもありません。
カンタンテコース(滑り出し)
最大斜度25度 平均12度
滑走距離1006m

南パラダから北パラダへ向かう連絡コースです。
写真ではさほどの斜度は感じられませんが、やはり部分的に急でこのフェンスが初心者には恐怖でしょうか?
中級者以上には単なる連絡コースです。
但し小石が浮き出ており繰り返してのコース移動は遠慮しておきました。
カンタンテコース(中間)
最大斜度25度 平均12度
滑走距離1006m

連絡コースを降りると幅の広がったコースとなり、小石も無くなり一安心。
斜度は緩く上級者にはまだ連絡コース的な要素しかないですね。
カンタンテコース(下部)
最大斜度25度 平均12度
滑走距離1006m

一段と斜度がなくなりつまらないコースとなってしまいます。
最下部にはキッズパークやボードのワンメイク台などもありますが初心者が多くなってきます。
滑っている方より止まっているか、座っているかたの方が多く人間ポールが楽しめますよ〜(汗)
北パラダベース部分
かなりベースのレストランは混んでますね。
親はスキーをやらずに子供だけがスキーを楽しんでいる地元の方も多かったですね。
アレグロコースより浅間山
最大斜度28度 平均15度
滑走距離850m

スキー場最上部からの浅間山です。
当日は天気も良く非常に綺麗な風景が広がっていました。
「ガケ注意」は初めワクワクしたんですけどちょっと大げさかな?
アレグロコース(上部)
最大斜度28度 平均15度
滑走距離850m

「ガケ注意」の直後を下から見ています。
かなり細い尾根のコースです。
両サイドは確かに「ガケ」ですがコースは大した斜度ではありません。
アレグロコース(中間部)
最大斜度28度 平均15度
滑走距離850m
多分ここの事を「ガケ」というのだと思いますが、このスキー場で唯一滑って楽しいのがこのコースのみです。
しかしながら距離が極端に短すぎます。
100mはありません。
レガートコース
最大斜度19度 平均14度
滑走距離624m

シーズン初めの軽井沢プリンスのようにコース上に枯葉が多く舞い落ちており少々汚いコースになっています。
上部はやや斜度があり下部は平らの林間コースですね。
ヂュエットコース
最大斜度-度 平均11度
滑走距離450m

短めの林間コースです。日陰の部分の雪が緩まず硬めで滑りやすかったです。
基本的に初心者専用コースとなっていますが・・・
ラルゴコース
最大斜度11度 平均5度
滑走距離580m

このスキー場で一番の緩斜面。日当たりも良く(?)雪も大いに緩みっぱなし。
スキーが滑らないですね〜
浅間山を望みながらの滑走が楽しめるコースです。
第三ペア中間下り場

デュエットコースのリフト降り場ですが初心者専用コースに掛かるリフトにはらしからぬ降り場の斜度です。
少し見ていたのですがやはりここで転んだ初心者に次の初心者が突っ込むという現象がおきており、その都度リフトが止まっていました。
私がこのスキー場を推奨しないのはこういう単に山を削ってリフトを架けただけでどういう客層をターゲットにするか、そのターゲット客について何も考えていないところが残念でなりません。
メニュー

メニューは極々一般的なメニューです。
しかしながら料金はかなり高めです。

ここで食べるのなら高速のサービスエリアまで戻れば同じようなメニューが半額以下となります。

ちょっと残念なスキー場でしたね。