岩原スキー場 新潟県南魚沼郡湯沢町大字土樽 025-787-3211 オフィシャルHP
アクセス
 レポート日 2004’1/31(土) リフト料金(2004年)
 天候 大雪
 雪質 湿雪
 大人一日券  5000円
 積雪量 210cm  大人午前券・午後券  3500円
 道路状況 凍結  大人12回券  4000円
 混雑状況 リフト待ち10分  大人ナイター券  2000円
 駐車場料金 1000円  大人早朝券  1600円
 有料道路 関越道練馬〜湯沢 片道4600円  大人ショート一日券  4000円
 渋滞箇所 関越道部分的  シーズン券 60000円
 お勧めコブ斜面 飯士ジャイアントコース
 お勧め中斜面 なし
 
  お勧めタイプ
初心者
 
ミシュラン
★★
- 10 - -
○な所
*初心者天国の大感謝面
*湯沢インターから非常に近い
*多彩なゲレ食
*リフト機動力がバツグン
*深雪ゾーンが多い
×なところ
*高額な一日券
*雪質の悪さ
*スキー中級者は滑るところがない

*自然とはかけ離れた風景

 〜〜総 評〜〜
湯沢を代表するスキー場です。大緩斜面が有名でその幅は最大700mもあり初心者でも楽しくスキーやボードができるはず。また上級者は上部の飯士ジャイアントコースが斜度、コブの面で非常に楽しめるバーンですね。
ここでの楽しみは滑る事と多彩なゲレンデにあるレストランではないでしょうか?統一されたスキー場とは違い各施設で考えられたオリジナルメニューや定番メニューが目白押し。今日はここ、今度はあっちと楽しみも倍増ですね。
スキー場自体は典型的な古いタイプのスキー場なんですがお膝元はバブル期の象徴でもあるマンション郡がその名残を物語っており、ここ岩原でなくてはお目にかかれない光景です。
 
弾丸レポート!第14段 大雪に撃沈。岩原!
今回のレポでここ岩原を選んだのは2/1迄70周年記念という事でリフト一日券が5000円→3500円とサービスになっているからです。
天気予報では当日雪のちはれということで期待もして行ったんですが当日は久々の雪模様、それもかなりの大雪でした。
朝都内を4:00に出発、スキー場到着は8:20で途中は渋滞もありませんでした。車中で着替えいざゲレンデへ

朝方は滑っている人も少なくスキー場全面が未圧雪状態、いやーメインの緩斜面では直滑降で滑らないと止まってしまいます。
スキー場の方針なのかな?降雪時の緩斜面は圧雪しないの?初心者がちょっとかわいそう。

それにしても物凄い降雪です。リフトを降りるともう雪だるま!おかげで写真の撮影もままならず状況があまりよく分からないです。ごめんなさい
メインゲレンデ
最大斜度12度 平均10度
滑走距離650m

朝一番のメインゲレンデです。物凄い雪と膝までの深雪で緩斜面なのに非常に滑り辛いです。このコースは最大幅が700m以上もありリフトは混雑してもコースキャパを越えることはあまりないように感じます。
昔はここで滑ること自体ががステータスシンボルだったんですね。
飯士ジャイアントコース
最大斜度35度 平均18度
滑走距離1250m


スキー場きっての急斜面。通常は大きなコブがびっしり張付いていて生半可なテクでは太刀打ちできそうもない斜面です。
当日は腰まで潜る深雪で上越特有の雪質。重い!
なかなか快適とはいかず、一人でもがいておりました。
またご覧のようにガスがかかり非常に視界が悪るかったです。

でもねこのスキー場で上級者が楽しめるのはここだけなんです。
マンション郡

この写真だけ見るとここは何処だ?
ってことになるんですが岩原のシンボル的になっているマンション郡です。
自然というイメージとはかなりかけ離れた感じですね。
人の話によると夏場はゴーストタウンになるそうです。
スラロームコース
最大斜度22度 平均13度
滑走距離620m


ゲレンデ最下部に位置するコースです。
やや斜度があるため初心者でコースはかなり混雑しています。
コース幅もバキューム的で下部になるほど狭くなっているのでちょっと滑り辛いかな?
ウエストサイドコース
最大斜度23度 平均14度
滑走距離600m


スキー場の案内では一応中級車が楽しめるコースとなっています。
しかしながら完全に初級者コースです。
早朝の時間も営業されているコースなので人の少ない時に飛ばしたいですね。
スカイラインコース
最大斜度28度 平均10度
滑走距離4000m


山頂から続くロングコースです。
上部は曲がりくねった道、中間部は平らな緩斜面、そして最後のゴンドラ駅舎前の急斜面です。曲がりくねった上にアイスバーン気味の雪質と斜度。
初級者にはやはりこの部分はなんとかしてあげたいですね。
飯士ジャイアント迂回コース
最大斜度12度 平均8度
滑走距離500m


この道のコースのみが迂回コースで下部では飯士ジャイアントコースと合流します。
飯士ジャイアントの下部の斜度が緩くなったコブだけを滑りたい中級者には利用価値があるコースだと思います。
コース自体は決して楽しいものではありませんが・・・・
パラレルコース
最大斜度18度 平均13度
滑走距離650m


メインゲレンデとは少し離れたコースで一旦山頂に上がらないと来れないコースの為か他に比べ初心者の方たちが少ないですね。
この日は降雪中ということもありバーン状況はボコボコでした。
古いスキー場ならではの光景です。
ゲレンデのど真ん中に立っていて簡単な食事も取れるようです。
なんか心持傾いて見えるのは私だけ?
ゲレンデ中間部のホテル&レストラン郡です。
この建物でゲレンデ下部と上部に区切られています。何処に行っても同じメニュー同じ値段ではなく、いろんな食事が選べるのもこのスキー場の魅力ですね。


当初は良質な緩斜面を期待して行ったのですが、極端に斜度のない斜面が多くやや期待とずれてしまった感のあるスキー場でした。
しかしながらそれはボードをこっれから始めたい!
まだリフトがちょっと不安のような方々には本当に安心して滑れるゲレンデなんだと感じた次第です。


天候が非常に悪く掲載した写真は画像処理をかけており多少見やすくしております。