野沢温泉北竜湖ファミリー 長野県下高井郡野沢温泉村 大字前坂字天池7974  0269-85-2353 オフィシャルHP
アクセス
 レポート日 2004’1/11(日) リフト料金(2004年)
 天候
 雪質 湿雪
 大人一日券  3300円
 積雪量 100cm  大人半日券 2200円
 道路状況 圧雪  大人12回券 2000円
 混雑状況 リフト待ち0分  大人1回券 180円
 駐車場料金 0円
 有料道路 練馬〜豊田飯山 5450円
 渋滞箇所 特になし
 お勧めコブ斜面 チャンピオンコース
 お勧め中斜面 Bコース
 
  お勧めタイプ
中上級
 
ミシュラン
- - - 1 1 1
○な所
*非常に豊富な急斜面
*混雑知らず


×なところ
*まったく生かしきれない第二ゲレンデ
*第二ゲレンデとの行き来の悪さ
*ロコの割りに高いリフト料金
*雪質があまり良くない
 〜〜総 評〜〜
北竜湖ファミリー、名前だけでイメージするのが緩斜面のみ。しかしながら思いっきり期待を裏切ってくれました。
メインのゲレンデは急斜面ときつめの中斜面のみでとても初心者がスキーを滑れるような斜度ではありません。裏を返せば中上級者の練習には最適なスキー場ではないでしょうか?さすがに人が少ないためコブ斜面はほとんどないんですが降雪後の深雪バーン、ポールに最適な整地された急斜面、ロングカービングが楽しいきつめの中斜面どれをとっても上級者ならかなり満足されるんじゃないかな?
唯一つ第二ゲレンデなる緩斜面がこのスキー場には存在するんですがスキー場の関係者に聞いても「リフト動いてると思うんですけどね〜」という有様。途中まで行ったんですが恐ろしくて戻ってきてしまいました。
 
弾丸レポート!第5段 意外な急斜面の宝庫、野沢温泉北竜湖
天気予報を気にしながら相変わらずの下道アクセスで野沢温泉北竜湖へやってきました。ここまできたら普通は野沢へ行くのが当たり前なんですが当たり前をしないのがこのレポートですね。
野沢へ行く度に気になってました当スキー場やっとその機会が巡ってきました。スキー場は野沢温泉へアクセスする道路の脇にあります。
当日は長野市内までは晴れてたんですがやはり天気予報通りの雪模様、それも結構な降りですね。まぁ風がない分良しとしましょう。駐車場は20台ぐらいが入っていたかな?クラブチームかな?ポールをレッスンするグループが2組いてリフト待ちはないもののまずまずの入り込みですね。さぁどんなげれんでかな?
まずは駐車場から二つのバーンを撮ってみました。
右はペアリフト沿いのチャンピオンコース。
左のコースがちょっと問題なんです。
ゲレンデのコース案内では「初級林間コース」の位置にあるバーンなんですが上の1/3は斜度40度近い急斜面。今にも雪崩が起きそうなんです。下2/3は未圧雪の急斜面。
どう考えても初級林間コースには見えないんですよね。
むしろ超エキスパートコースですね。
チャンピオンコース
最大斜度38度 平均20度
滑走距離620m

画像では比較的に斜度感がないかんじではあるがかなりの急斜面です。GS用のポールセットが左に見えますが新雪の下地がアイスでかなり皆さんてこずってました。
私も大回りでリフト沿いを滑りましたが細かな凹凸が多く
以外に硬いため少々危険を感じるバーンとなっていました。
チャンピオンコース
最大斜度38度 平均20度
滑走距離620m

こちらはチャンピオンコース上部からです。
斜度感判るかな?
アイスの気味の下地に新雪なんで滑り辛いですね〜
初級林間コース(上部)
最大斜度40度 平均25度(体感)
滑走距離600m

ちょっと見づらい写真になってしまいましたがスキー場きっての急斜面です。
今にも雪崩が起きてきそうな斜度です。蔵王の横倉のカベよりさらに急です。この日はクローズになっていました。
本当に初級林間?
初級林間コース(下部部)
最大斜度40度 平均25度(体感)
滑走距離600m

上部に比べかなり斜度も緩くなりました。
右側が未圧雪の深雪バーン、左は圧雪のコブ斜面と変化に富んでいます。下部の人たちはスクールの講習かな?
盛んに右側の深雪を攻めていました。

標高が低い為雪が重いのが難点ですね。
Bコース
最大斜度25度 平均15度(体感)
滑走距離700m

気持ちのいいきつめの中斜面です。この日は降雪が激しくバーン状態は決して良くはなかったんですが、それでもこのコースのロングターンは短いながら楽しいです。
但しその楽しさの後にリフト乗り場までの平らな部分が待ち構えていますが。
連絡コース

このコースに入って行くのは少々勇気が入りました。
圧雪された形跡がなく、誰も滑っていないんです。

券買所で第二ゲレンデのリフト運行を確認したんですがどうもはっきりした答えが返ってきませんでした。
非常に不安なのですが最悪板を抱えて歩いて戻ることを覚悟
してGO!
北竜湖

滑り出して1qほどで凍りついた北竜湖の前に出てきました。だ〜れもいない凍りついた湖。神秘的というか不気味というか
寂しい〜!!!
この時点で第二ゲレンデは諦め第一ゲレンデへ戻ることに。
しかしながらこの戻るコースが大変です。1qほどのまっ平らな道を延々クロスカントリーを強いられました。
来るんじゃなかった。
汗だくでようやくロープトウの小屋が見えた時はホッとしましたね。
このロープトウは昔ながらのワイヤーだけ回っていてそこにT型の金具を引っ掛けるタイプですね。
懐かしいな〜
無料で乗せてくれました。
第二ゲレンデ
最大斜度10度 平均8度(体感)
滑走距離500m

やってきました第二ゲレンデ。
帰りがけ悔しいんで車で回ってきました。

リフト動いていました。でも人いませんでした。

北竜湖ファミリーの名前はこちらの方が合っていますね。

よくゲレンデガイド等でファミリー向けとなっているのはこのゲレンデのみのことでしょう。
あくまでメインは上級者向けの結構厳しいバーンが主体です。