志賀高原   
レポート日 2003’5/3(土)
天候 晴れ
雪質 熊の湯早朝ハードパック、焼額山重いザラメ
積雪量 熊の湯100cm、焼額山80cm
道路状況 全面ドライ
混雑状況 リフト待ち0分
リフト料金 通常1日券4600円(熊の湯早朝1500円、焼額山今回は無料)
駐車場料金 無料
有料道路 今回は下道0円
渋滞箇所 特になし
お勧めコブ斜面 なし
お勧め中斜面 なし
  
総評
GWでの営業は志賀高原の標高の高さが定評で毎年数多くのスキーヤーが訪れています。
そんななかでも各スキー場で行われている早朝の営業がこの時期には非常にありがたい。筆者も熊の湯での早朝営業に参加してきましたが、気温が上がる前で雪質はハードパック。すこぶる気持ちの良いカービングスキーが楽しめました。
いっその事ナイターや早朝営業のみの方がゲレンデコンディションだけ取った場合かなり有意義な滑走ができるのではないでしょうか?
ともあれ毎年頼りになる志賀高原であります。

弾丸レポート!第31回 ラス前天気上々の志賀高原!

志賀草津道路の開通で都内からも200km足らずの距離に近づいた志賀高原です。今回は駐車場の混雑も懸念される為にやや早い1:00の出発です。無論今回も下道オンリーなのですが途中の高速情報では既に渋滞が始まっているようです。帰りの道が心配ですね〜。また今年は雪の量も多いと言う事なので志賀草津道路の雪の回廊も期待しています。
草津の町へ入ったところで空の方も明るくなりだしていよいよ雪のカベも現れてきたんですが、期待したほどの高さではありませんでした。残念。
今日は6:00から熊の湯での早朝営業、8:30から焼額山へ移動する計画です。 熊の湯の到着は5:00で駐車場もさほどの混雑にはまだなっていませんでした。さぁこれから朝の寝ぼけ眼をシャキッとさせてリフトへ乗り込みますよ〜
○な所
*熊の湯の早朝滑走
*標高の高さから来る朝の雪質
×なところ
*余りにも一般スキーヤーを無視した熊の湯の全面ポール
*アクセントの無い焼額山のコース

朝一の熊の湯スキー場です。
まだポールが張られる前なので思い通りのコースでの滑走が楽しめますね。
早朝での滑走可能コースは熊の湯第二、馬の背、イベントバーンの3コースです。

写真は熊の湯第二の下部緩斜面ですが、さすがに早朝の熊の湯バーンがこの時期とは思えないほどの硬いバーンで緩斜面とはいえかなりのハイスピードカービングが楽しめます。
但し早朝営業はポールが優先で短い時間でどんどんポールのセットがされてしまい一般スキーヤーはポールの間を滑るようになります。
少々窮屈ですがこの滑走充実感はやはり捨てがたいですね。
多分今シーズンラストのカービングでしょう。

馬の背コース
最大斜度25度平均17度
距離1500m

馬の背はポールが2セットあり何処を滑っていいのか分からず困ってしまいました。
ここも雪は硬いです。またゴロゴロした氷の固まりを上手く避けないと危ないですね。

熊の湯第二コース
最大斜度30度平均19度
距離950m

コース整備は今一でしたがポールも画面左側の中間部よりセットのため比較的に滑り易い状態でした。
朝一はさすがに硬い急斜面に近づく人はまばらでした。
筆者も少々緩んだ後に滑走しました。

イベントコース
最大斜度27度平均16度
距離1000m

このコースだけはポールのセットもされておらず比較的に人の入り込みも少ない為一番多く滑っていたバーンです。
本日は天気が良すぎて7:00を回りだしてから急激に雪質が悪化してきました。
美味しい時間は非常に短いです。

8:30ギリギリまで熊の湯で滑走しましたが8:00になるとそれまで全面に張られていたポールも撤去され広く人の少ないコースを思う存分(30分だけ)滑る事もできました。
この条件なら1500円高くはないです。

焼額山スキー場
パノラマアウトコース
最大斜度21度平均10度
距離2500m

熊の湯から焼額山へ移動してきました。こちらの雰囲気は熊の湯と違い明るいキャピキャピした感じかな?
熊の湯は道場的雰囲気です。
雪が悪いですね〜
どんどん悪くなっていきます。お昼近くになると板にブレーキが掛かる雪質になってしまいました。
コブも無く変化に乏しいロングコースです。

唐松コース
最大斜度20度平均11度
距離850m

焼額山でオープンしているコースは上のパノラマアウトとここ唐松コースの2つです。

今回ここ焼額山で前回パルコールでご一緒した、まえちゃん&2号さん。ぼうさんとまたまた一緒に滑る機会ができました。
但し私が余りの疲労の為午前中の数本しかご一緒できなくて本当に申し訳ありませんでした。

余りの雪質の変化についていけず本日の志賀高原は午前中で切り上げてしまいました。
春の雪質は整地バーンよりもむしろコブ斜面の方が疲れず滑り易いと感じたのは翌日の八方尾根を滑走してからの事で
焼額山の選択は少々失敗だったかもしれません。
疲れた〜