三 国
2004'モデル試乗会
  
レポート日 2003’4/5(土)
天候 雪(水分多量に含む)
雪質 ザラメ
積雪量 160cm
道路状況 全線ウエット
混雑状況 リフト待ち0〜3分
リフト料金 通常1日券4500円(試乗会料金含む)
駐車場料金 無料
有料道路 関越道、練馬〜月夜野 3550円 (今回は下道でのアクセス0円)
渋滞箇所 特になし
お勧めコブ斜面 なし
お勧め中斜面 なし
  
総評
今回は三度目の試乗会で三国スキー場へやってきました。主催はICI石井スポーツです。このICIの試乗会は全国的にみても一位、二位を争うほどの大規模試乗会で各メーカーの力の入れ方も大変なものでした。
今回は非常にコンディションが悪く水分の多く含んだ雪が激しく降り続き、視界、ゲレンデコンディションは最悪状態で板の特性などはあまり判断できませんでした。また全身ずぶ濡れ状態で撮影も途中で止めてしまった位です。今回の目的は最終的に04’シーズンの購入板を決定する事なんですけどね。結果的に戸隠と同様の板を試乗して再度の確認となった訳です。
さぁ決まるか?
また今回はこのBBSにも顔を出してくれる「ぼうさん」も来られているとの事でお会いできるのを楽しみにしています。

さすがにICIの試乗会です。
各メーカーの のぼりが立ち並びいやが上にも盛り上がるところなんですがご覧のような雪、それも気温が高く水分を非常に多く含んでいますのでバーンコンディションは最悪です。

出展メーカーは
フィッシャー
オガサカ
ミズノ
フォルクル
サロモン
ヘッド
クナイスル
ロシニョール
ディナスター
エラン
アトミック
ノルディカ
その他



サロモン エキップ10 3V パイロット(ワイド)
165cm
125-66-104

この板が非常に試乗したかったモデルです。カラーリングこそ違いますが市販される時は青いカラーリングに変わるとの事です。
トップ幅が異様に太く、サイズも125mm
朝一番からメインが登場しました。

感想はやはり整地バーンでのカービング小回り専用の板でしたね。
他の使用ではあまり意味を持たないスキーであり、使用用途が限定されてしまいます。
但しそのカービング小回りについては強烈なエッジグリップと早い返りからエッジからエッジへと乗り換えるととんでもなく気持ちのいい滑りが出来ます。

エラン
フュージョンS12
168cm
112・67・100mm

今期非常に評判のいいエランです。
そんな中でのエキスパートモデルのS12は?

前評判通りオールマイティに使用できる板です。張りがやや強くサロモンのようなエッジからエッジへ乗り換えるタイプとは正反対で自分から動き、板をたわませてターンする板と感じました。悪く言えば古いタイプの乗り方がマッチするとでも言いましょうか?。

私的にはやや重く張りが強いかな?といった印象で機敏な動きをする板ではありませんでした。

エラン
フュージョンS8
168cm
112・67・100mm

メタルタイプのS12に対してグラスタイプがS8になります。
非常に軽い板で、本日のような悪雪にはS12よりもこちらのモデルの方が扱いやすいかもしれません。
基本はS12同様にオールラウンドで使用できる板ですね。
特にスキッディングやコブに適したモデルじゃないかな?
フレックスは柔らかめで返りも激しくなく扱いやすいモデルじゃないかな?

フィッシャー
WC SCレーシング SL
160cm
123・66・102mm

ズレません。さすがにSLモデルです。張りも強く中々言う事を利いてくれない板でした。
本来は硬いバーンで使用して初めて真価が発揮できる板なのですが、今回のコンディションでは非常に扱いにくい板となってしまいました。

その他の試乗は
フィッシャーS500
フィッシャーS400
オガサカユニティM
オガサカFT
フォルクルスラロームカーバー
エラン SLX
と前回と同様のラインナップでした。
結局のところ3回試乗してみて最後の結論は「オガサカFT」の購入予定となりました。他にもいい板いっぱいあったんですがオールマイティに使用でき自分の滑りにあった板と言う事での洗濯でした。

「ぼうさん」との出合いはこの三国では果たす事ができませんでした。悪天候、結構な人数、いた選びに夢中になった為かな?