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ヘッド
ic 200
160cm
121・66・106mm
基本的に03’モデルとの変更はないようです。
メーカーサイドはオールラウンドを打ち出していましたが私の印象はギンギンのカービングマシンです。
膝を入れて角付けするだけで「ギューン」と切れていく一台です。
その分スキッディング要素の滑りにはやや不向きな一面もありこの一台で全てをまかなうには少々使い辛いかもしれません。
板自体の張りもややあるので小気味いいカービングの小回りが楽しめると思います。
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ヘッド
ic 300
170cm
109.5・64・93.5mm
ヘッドのオールラウンダーモデルです。
300と言う上位機種なんで一見張りが強くかなり手強いかな?と思ったんですがこれが意外にもマイルドで気って良し、ズラシて良しの優等生って感じの一台です。しかしながら高速での安定性はかなりあり大回り系の滑りには光るものを感じました。
数台ものスキーを持てない一般スキーヤーの現実面から考えると一押しモデルの一台であります。 |
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サロモン
デモ10 2V パイロット
175cm
106・66・98mm
初期型パイロットに違和感があり、なかなか試乗する機会も遠のいていたサロモンの基礎モデルですが、
今回試乗してそのイメージも払拭されました。
このモデルの高速安定性は今回の試乗会でピカイチです。エッジ全体それも左右二本ともががっちり雪面を捉えているのが滑りながらはっきり伝わってきました。かなりのスピードでの滑走も不安材料はまったくありません。
ではカービング専用モデル?いやそんな事も無くズラシを多用した滑りにも全くもって違和感なし。
今回コブ斜面での滑走はありませんでしたが、きっと苦も無く滑る事と確信しました。
完成度の高い一台と思います。
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サロモン
デモ10 3V パイロット
165cm
108・65・98mm
ショートカービングモデルですが以外にズラシでの滑りも卒なくこなしてくれるんで以外に拍子抜け
してしまいました。他のスキーが個性的だったのかあまり印象に残らなかった板です。
期待度は大きかったんですが、思いのほうが先行してしまったようです。
但し高速安定性は2V同様に終始安定しており、大回りでもブレはありませんでした。 |
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クナイスル
ブラックスター
165cm(?)
107・62・87mm
怖い板でした。テールが全くズレないんですよね。初めは乗り方が判らずにルーズに乗ったのが間違いでした。
この板の特徴はトップがルーズですがテールにエンジンが付いているといった感じかな?
ターン後半にややテールよりに加重するとどんどん切れ上がって行きます。
非常に走る板と感じました。板自体の張りもある方なのでパワーがあるスキーヤーにはかなり楽しめる
一台ではないでしょうか?
私にはやや持て余り気味でした。 |
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ロシニョール
9DOX
167CM
109・68・92mm
大回りのデモタイプの板ですがかなり重厚で張りも強かったです。小気味よいという印象よりもパワーを掛けて板をたわませて滑るタイプのいたではないでしょうか?
高速安定性もかなりありエッジの抜けもスムーズなので特に悪い印象はないのですが、オールマイティでの使用はかなりの足前が必要と判断しました。
個人的にロゴの大きさがかなり気になるなぁ〜 |
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アトミック
アークリスぺクション
160cm
106・64・97mm
デザインが非常に綺麗な板です。しかしながら乗った瞬間「カミソリ」を履いている印象です。
強烈なカービングマシン、板全体の張りもあり小気味よいショートカービングも可能で
大回り共に「切る!」がこの板の持ち味ではないでしょうか?
板を振ってあげると言うよりもいかに角付けをするかで持ち味が発揮される事でしょう。
印象が強く残った一台でした。
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