03’弾丸レポートNo18 隠れた穴場スキー場 なかさと清津 初登場!

総評

筆者が最近行こうと思いつつなかなか行けなかったのがここなかさと清津スキー場です。
ここ清津スキー場は当初上越国際清津スキー場としてバブル期に開発されたものの
その後バブル崩壊で開発が中断、離れ小島のようなゲレンデになってしまいました。
アクセスは石打から十二峠を使わなければならず、あまり訪れる人も少なくなってしまったようです。
その代わりに苦労して行かれた方はゲレンデを独り占めできる幸せが待っています。
リフトは長いクワッド一本のみ。
コースはそのリフトの左右に4本ありどのコースもまたリフト乗り場に戻ってきます。全体的に緩斜面が主体ではありますが、どのコースにも壁の部分があり
本当の初心者がリフトを使って滑走するにはちょっと苦労するかもしれません。
スキー場もこのことを考えちょっとした迂回コースをつくってあげるだけで大分イメージが違ってくると思われるのですが、残念です。
また新しく(?)作られたクロスコースがスキー場のアクセントになっています。
かなり色んな仕掛けが飛び出し、私も「おい!ちょっと待て!!!」なんて
ビックリ仕掛けもありました。スピード抑えないと怪我しちゃうかも?
ともあれリフト待ち大嫌いなスキーヤー、ボーダーにはかなりお勧めのスキー場です。上級スキーヤーには・・・・
但し営業は土、日のみですのでお忘れなく。

○な点
とにかく空いている
比較的にロングコースが多い
施設が綺麗
この規模のスキー場では滅多に見ない長いクワッドリフトがある
実質リフト料金が2000円

×な点
コースレパートリー不足
急斜面の不足
アクセスに難所を通らなければならない
ゲレ食メニューが貧弱

なかさと清津スキー場に到着したのは12:30でさかえ倶楽部から約20分程度の距離でした。
写真左はスキーセンターです。まさに上越国際と同じ作りですね。
スキー場自体もまだ上越国際の名前がいたるところで残っています。

また写真右はクワッドリフトです。
ご覧のようにリフト待ちは皆無です。他にもリフトはあるんですが、この一本で全てのコースが滑れる為、又動かしてもご覧のような入れ込みの為運行はしておりません。
清津ぶな平コース(上部)
最大斜度15度 平均斜度10度 距離1500m (いずれも体感数字)

クワッドリフトをくぐって行くコースです。
思ったよりもひとの数は多いです。この日は地元のジュニアスキースクールがあったようで子供の数が多かったです。

コース上部からの眺めはバツグンで遠くには日本海も望めました。
コース的には別段特色のない緩斜面ですが途中一ヶ所ちょいきつめの斜面があり、本当の初心者では苦労してしまうかもしれません。やはりコース整備をするか。迂回コースの設置をすることが急務ではないでしょうか?
清津から松コース
最大斜度20度 平均斜度13度 距離1500m(いずれも体感数字)

一番右外を廻るコースです。緩斜面と中斜面のミックスです。
写真は中斜面ですが、あまり滑っている人は見かけません。
大概の人はぶな平コース側へ行ってしまいます。
コース的には面白いのですが、微妙に縦にうねりがありスピードを上げると下からの突き上げが来ます。
少々怖いです。

コース幅は広め、本来は飛ばせるゲレンデなんですけどね。
但しここを過ぎるとまっ平のコースが待っています。
クロスコース
最大斜度 15度 平均斜度13度 距離800m(いずれも体感数字)

新規に出来たコース?ゲレンデガイドには載っていないコースです。
コース幅は激細。色んな仕掛けがあり筆者も「ヤバイ!」なんて思った箇所もあります。
平凡なスキー場にしてみればこんなお遊びコースがあってもいいかな?
また新雪の荒らされていない場所がいたるところに存在しており
ボーダーには楽しめるのではないでしょうか?
但し重めの湿雪です。
清津ぶな平コース。(中間)
最大斜度15度 平均斜度10度 距離1500m (いずれも体感数字)

ぶな平コースの壁の部分です。
こんなところが初心者泣かせなんでしょうね。
この壁も短い為に楽しむと言うほどではありません。
清津白樺コース
最大斜度22度 平均斜度15度 距離1000m(いずれも体感数字)

今回ポールがセットされており滑走できるかどうか判らなかったので写真のみとなりました。

動考えても滑ればポールの中に入ってしまいます。
但しクローズの表示は無いんですが、誰も滑っていない為断念しました。

半日のみの滑走でしたが、色んなレベルのスキーヤー&ボーダーのグループで来るのが一番いいかな?
本日は思ったより人の数多かったですが、何時もはもっと空いているはずです。
但し上級スキーヤーには絶対的な急斜面不足なので逆にストレスが溜まるかもしれません。