上部のスーパーモーグルコースや三田原ゾーンの下部ゲレンデなどまだまだ沢山コースはあるんですが、今回は滑走中心となってしまって撮影が行き届きませんでした。申し訳ありません。
注、駐車場はこの日は満車状態でかなり混雑しておりました。杉ノ原上部駐車場が満車になると、ゴンドラ下部の駐車場に廻されますが、こちらは泥沼状態ですのでなるべくお早めの到着をお勧めします。(10時までに到着を!)
ダウンヒルコース 距離1300m 最大斜度22度 平均斜度14度
ジャイアントと似たような斜面構成のゲレンデです。幾分混雑も少ないようです。このコースをシングルで繰り返し滑る方も見受けられ幅も広く快適な斜面です。
妙高杉ノ原はこんな斜面構成がほとんどを占めていますので初級者がロング滑走を楽しむのに最適ではないでしょうか?
ジャイアント 距離900m 最大斜度21度 平均斜度14度
一応レストランダウンヒルまでがこの名前のコースとなります。しかしながらコースは下部の白樺まで続いていて通して滑走すると3000mとなります。気持ちのいい斜面でうーん中斜面になるかな?キツメの緩斜面?
夕方になるとかなりの混雑があり大回りでは少々危険を伴うようになってしまうのが残念。
しゃくなげ 距離900m 最大斜度22度 平均斜度14度
最上部のこのゲレンデは下部がザラメでも一日を通して比較的いい状態を保っています。コースはコブも無く林間主体の安心して滑走できるコースです。やや幅が狭いため滑走には注意が必要かな?
上部で初中級者が滑走できるコースはこの一本のみです。
スーパージャイアント 距離1000m 最大斜度45度 平均斜度17度
スーパージャイアントの壁の部分です。今回はかなりのコブになっていました。滑走者が少ない時は意外にコブが小さいときが多いんですよね。エキスパートのうでの見せ所で下部のギャラリーも多いです。
リタイアする場合は画面向って左側はコブも少なく降りてくることが容易です。
パノラマゲレンデ 距離2250m 最大斜度14度 平均斜度13度
眼下には野尻湖を望むワイドな一枚バーンです。かなりの幅があり混雑時でもあまり窮屈な感じはありません。
画面右側にはいまでは数少ないJバーリフトも存在するんですが、ボードには少々乗りづらいものであったようです。距離は1282mもあったらリフトのほうが楽ですよね。
白樺コース 距離2100m 最大斜度20度 平均斜度12度
朝一番の白樺コースです。青く澄んだ空と妙高山がクッキリ!コースは緩斜面ではありますがかなりのロングコースでコース幅も比較的広く快適な緩斜面です。
斜度は緩くともジャイアントから一本滑るとかなり足にきますよー!
スキーの記録
今回は会社の仲間5人でのスキーでした。当日集合まで参加人数が判らず結局車一台に5人で横浜から日帰りです。ボード2枚スキー3台は一台のキャリアには搭載できなかったんですが、運良く仲間がアタッチメントを持っていたので無理やり載せて行きました。途中高速の渋滞もなく、(信州中野ICや飯山ICはAM7時頃大渋滞)4時間半で到着。朝から夕方まで雲ひとつ出ない快晴の中ゴンドラがストップする時間までロング滑走をたのしんでいました。全員足ガクガクです。雪は手元の時計の気温表示でも9.6度もあってザクザク、朝はまだ硬く締まってたんですがそれもほんの少しの時間でしたね。特にお昼から3時ぐらいまでは板にブレーキが掛かってしまいちょっと怖かったです。ともあれ雪は良くなかったですが久々に満喫できた滑走でした。 あまりハイテンションで滑ってしまったので写真撮影も普段よりかなり少なくなってしまいました。御免なさい!
総評
妙高山の麓に広がる実質日本一の標高差を持つスキー場である。コースは単純で上部に急斜面、下部は一面の中緩斜面でかなりの距離を飛ばすことができます。
以前は三田原側の国際スキー場と杉ノ原側に分かれておりましたが一つのスキー場になってからは統一性をもった運営がなされているようです。
このロングコースの人気もかなりあって混雑も毎年激しさをましてくるようです。特に朝一番のリフト券の購入やゴンドラ待ちは凄まじいものがありました。
筆者が今回訪れた3月上旬は非常に暖かく雪質も前日に降ったと思われる新雪でさえ即座にザラメに変化する気温で特に下部はスキーの板にブレーキがかかるほど雪面に水が浮いてしまっていました。このスキー場の醍醐味を味わうにはやはり2月いっぱいがいいところではないでしょうか?


注、リフト券は混雑の激しい時はゴンドラ脇で購入するよりも一段下がった三田原第一高速リフトで購入しリフトで上部にアクセスしたほうが効率的です。
調査日02’3/9
天候 快晴・積雪 210cm・雪質 ザラメ・リフト待ち5〜15分・アクセス 道ドライ