日影ゲレンデ 距離600m 最大斜度20度 平均斜度14度
インタースキーでもおなじみになった舞台ですね。幅は広く斜度もそこそこあって楽しめるコースです。但し途中二ヶ所段差があり飛ばしていると必ずジャンプしてしまうので不意を突かれるとかなり恐ろしい事になりますので注意が必要です。
水無ゲレンデ 距離800m 最大斜度20度 平均斜度15度
やや他のゲレンデとは隔離されたような位置にあるため、よくスキークラブが練習で使用するところですね。
ここはシーズンも長いんですが、ポールに占領される事も多くそんなときは滑走もあきらめましょう。飛ばすと結構面白いバーンなんですけどね。
牛首 距離1400m 最大斜度30度 平均斜度25度
長坂ゴンドラから丸見えのコースです。滑走者は必ずゴンドラ乗客の話のネタになるんですよね。私嫌いです。コブの斜面はさほど長くは無くすぐに終わってしまいます。滑って楽しいか?と言われればさほどでもないんですよね。
普通ではあまりコースとして適している斜面ではないように思います。
チャレンジコース 距離1200m 最大斜度39度 平均斜度25度
シュナイダーの途中から分岐するコースです。かなりの急斜面ですがコブが無く厳しいレベルではありません。私もノンストップで降りてこれるレベルです。(但し足ガクガク)写真の方目立ってました。後ろから見ると黄色いパンツが異様に目立つんですよね。なんと前には金色の蛇口が着いていました。足前はぜんぜん見てないんですがこういうのもアリかな?
シュナイダーゲレンデ 距離1500m 最大斜度32度 平均斜度25度
泣く子も黙るシュナイダーゲレンデです。私も毎年このバーンには泣かされていますが、今年は笑っちゃいました。雪がよくコブも極端に大きくなくて非常に滑りやすかったです。何時もはアイスバーンか悪雪でそのうえデカコブ泣きながら降りてきてるんですがね。チャレンジして楽しいコースです。
上ノ平ゲレンデ 距離2000m 最大斜度12度 平均斜度6度
こちらは初心者天国の上ノ平ゲレンデです。本当に平らです。ゴンドラを使って往復すればスキーが始めての人でも安心して練習ができます。またリフトもフード付クワッドが活躍しており、悪天候のときでも寒い思いをする事がありません。
急斜面のイメージがある野沢ですが、初心者にもかなり優しいスキー場です。
柄沢ゲレンデ 距離3000m 最大斜度12度 平均斜度8度
駐車場ベースになるゲレンデです。幅も広く距離はなんと3000mもあり、上級者が入ってこない位置にあるため初心者や初級者のロング滑走や練習に最適です。私が初級者用ゲレンデとして全国で一押しするのはここです。
スカイラインコース 距離5000m 最大斜度32度 平均斜度25度
スカイラインコースの中間部です。コース幅が狭いのが難点です。私はここと八方尾根のリーゼンコースをよく比較するんですが幅は圧倒的にリーゼンのほうが広くこの3倍程度はあるでしょう。但し斜度的にはこちらのほうが私好みかな?距離も長いです。
スカイラインコース 距離5000m 最大斜度32度 平均斜度25度
筆者のお気に入りコースです。写真は入口部分で皆さんあまりの好天で立ち止まって写真を撮ったり景色を眺めています。この入口には「上級者専用」の看板があり初めて訪れた人はどんな凄いところだろう?と思いますが、難易度としてはさほど高いレベルではありません。但しコースを仕切るネットやロープは存在しないためコースアウトすると危険な箇所も若干あるようです。
やまびこBコース 距離1366m 最大斜度21度 平均斜度11度
大分食い荒らされてしまったBコースです。あまりの楽しさに初めに入ったときつい撮影を忘れてしまいました。ほんの一時間程度でこの状態になってしまいました。一見コブのように見えますが、単に踏まれていないところであってぶつかってもそのまま崩れてしまいます。筆者もここで大分時間を過ごしてしまいました。
やまびこCコース 距離1500m 最大斜度15度 平均斜度10度
朝一のやまびこゲレンデです。雲が切れてきてこれから晴天が広がってきます。まだまだノートラックバーンがあちこち点在していてゲレンデの皆さん「気持ちいい!!!」の声が連呼されていました。雪質は雪煙が舞い上がるサラサラの雪なんですが私のパウダー基準にはとどいていません。雪でおにぎりを作ると出来てしまうんですね。
総評
北信州の最大スキー場で標高差1085m最大滑走距離5000m以上、国内屈指の規模を誇るスキー場である。
またスキー場の下部には温泉街があり昔ながらの温泉&スキーが楽しめるのもここの魅力かもしれない。ゲレンでレイアウトは中間が全て急斜面の構成で上部と下部を結ぶ緩斜面はスキー場の端の林間迂回コースしかなく、初級者にはかなり辛い構成だが上級者にとってはよだれ物のコブ斜面が点在しており魅力倍増ではないだろうか?
筆者がお勧めするのは最上部のやまびこゲレンデ!朝一にゴンドラ、リフトを乗り継げばそこには最上の未圧雪ゾーンが広がっています。(Bコース)調査日もスタートは遅れたもののそこは腰まで埋まる新雪が待ち構えておりました。こけても自然と笑顔がほころぶゲレンデです。
このスキー場はシュナイダーやスカイライン、牛首といったゲレンデ入口には必ず上級者専用の看板があり間違えて初級者が侵入する事を防いでいます。小さな配慮ですが大きな問題の解決に役立っていると思います。
このスキー場は5月連休までオープンしていますが4月以降は地元のレーシングクラブが狭くなったゲレンデにポールを立てるためできれば4月第一週目までがシーズンではないでしょうか?
調査日 2002’2/16
天候 快晴・ 気温0度・ リフト待ち・ 0〜5分 ・積雪量 210cm
雪質 上部軽い湿雪、下部湿雪 |