その他ホワイトリボンコース、西山、こめづか、かもしか、ファミリーなどのゲレンデもあるんですが調査日の混雑でかなり身動きがとれず調査を断念してしまいました。
申し訳ありません。次回の調査に期待してください。
内緒話 岩岳ちょっと営業やばそう。
パラダイスゲレンデ 距離680m 最大斜度23度 平均斜度14度
上部でサニーバレー下部でホワイトリボンと合流するためかなりの混雑ができるゲレンデです。斜面は完全な中斜面で気持ちよさそうなんですが、少々距離が短いです。写真の状態じゃ飛ばせないですよね。
サニーバレーコース 距離1715m 最大斜度24度 平均斜度12度
岩岳の看板コースですね。但し上部のコース幅はやや狭いため注意が必要です。主に緩斜面が多いコースです。コース上にコブも無くすいていればかなり快適にクルージングできると思います。筆者が訪れたときは激混みにつきとても快適とはいきませんでした。
岩岳沢コース 距離785m 最大斜度15度 平均斜度10度
振り子上のコースです。下部は行き止まりで二本のどちらかのリフトであがっ来ないといけないんですがこのリフトが結構混雑してるんですよね。またコースなんですがラインが一ヶ所になってちょっと危険気味。入り込んで楽しいとは思えないコースです
正面ゲレンデ 距離930m 最大斜度19度 平均斜度8度
下部のメインゲレンデです。どう考えても最大斜度は19度ではありません。25度程度ではないでしょうか?初級者にはなかなか厳しいゲレンデで、上級者のスクールでこの日もカービングの練習が盛んに行われていました。
ほとんどコブはできていませんので、混雑さえなければ飛ばせるゲレンデです。但し下部の子供には注意してください。
リゾートCコース 距離1150m 最大斜度24度 平均斜度16度
Bコースの迂回的コースです。林間のこのコースは斜度も緩く初級者には快適に滑る事ができるじゃないでしょうか?
このリゾート側のゲレンデ野沢のやまびこゲレンデとかなり似たような感じかな?リフトの配置、コースの数、雰囲気は違いますがよくよく考えるとそんな感じ。

リゾートBコース 距離590m 最大斜度28度 平均斜度22度
朝一のコース風景です。上から下までコブがびっしり張付いています。岩岳で一番のコブ斜面ではないでしょうか?
入口が緩斜面のため意外に間違えて入ってくる初級者の姿も目立ち、案内の看板がほしいところですね。また下部リフト乗り場にはトイレや自販機なども無いため少々不便さは拭いきれません。
山頂ゲレンデ 距離860m 最大斜度23度 平均斜度12度
岩岳のメインゲレンデです。山頂にこの広さのゲレンデは非常に珍しいですね。立ち木も少なく幅もかなり広いため最大斜度24度はまったく感じません。初級者でも山頂で楽しく滑ることができます。しかしながらここからお隣の八方尾根が丸見えで八方の大きさが実感できると思います。
総評
八方、五竜、栂池などの影に隠れて今一メジャーになりきれないスキー場というイメージだが、実際は白馬地域で一番オールマイティなゲレンデではないだろうか?また山頂にこれだけの広さの緩斜面を持つスキー場も珍しい。
標高は750m〜1289mで以外に低く上部以外の雪質は今一である。また雪解けも早く4月第一週にてクローズされてしまう。
ゲレンデベースよりの眺めは以外に斜度のある正面ゲレンデが目の前で初級者には「怖い」という恐怖心があるかもしれないが、山頂に立った瞬間開放的な雰囲気でそれもすぐに忘れてしまうのではないだろうか?
このスキー場に注文するとしたら、山頂よりの下山コース、サニーバレーコースへの入り口が異様に狭くまた平らなためボード、スキーがごちゃまぜになり大変混雑する地理的に無理なのではあると思われるが対策が必要ではないだろうか?
またリゾート側が今一垢抜けた雰囲気がなく、少々寂しい感じさえする。いっそリフト一本コース一つを増設して栂池高原と滑り込みを可能にしてはどうだろうか?
もう少し都心に近ければ間違いなく超一級の人気となるスキー場になるのだが地理的な不利、周りのBIGスキー場など損の多いスキー場ではないだろうか?
調査日 2002’2/10
天候 霧のち晴れ・ 気温−4度・ リフト待ち・ 5〜20分 ・積雪量 180cm
雪質 上部軽い湿雪、下部湿雪