スターライト、7 距離980m 最大斜度20度 平均11度 (ノースウイング)
ノース側のメインゲレンデです。写真は下部のややきつい斜面ですがほとんどが緩斜面の構成で初級者には楽しいコースではないでしょうか?但しこちらはサウス側に比べてイメージが暗いんですよね。斜面うんぬんよりも寂しい感じがして今一楽しめません。
コメット、6 距離620m 最大斜度26度 平均13度 (ノースウイング)
上部は急、下部は緩斜面と変化に富んでいます。ここもサウス側に比べてご覧のように極端に空いています。何故なのかは不明ですが、美味しい斜面です。但しペアリフトからは丸見えなんでこけたら恥ずかしい!!!
ポールスター、5 距離8300m 最大斜度23度 平均16度 (ノースウイング)
筆者がこのスキー場で一押しするバーンです。斜度も程ほどありコース幅も広く、そしてなにより空いています。
斜面をフォローするペアリフトが遅く眠くなってしまいますが、かなり飛ばせる斜面です。ここも終日コブにはなりませんでした。

シューティングスター、3 距離600m 最大斜度18度 平均14度 (サウスウイング)
ギャラクシーの下部の迂回コース。道のようなコースは前半コース幅も狭く初級者やボーダーが入り乱れて滑るため少々注意が必要です。後半は程よい幅と斜度に変わり楽しいコースに変身します。
日陰のため結構雪質も保たれているようです。大分慣れてきた初級者向け斜面ではないでしょうか?

ギャラクシーコース、2 距離1300m 最大斜度23度 平均15度 (サウスウイング)
上部は緩斜面、真っ直ぐ滑った下部は23度のやや急な斜面です。変化があって面白く、フォローするクワッドリフトの混雑も無く繰り返し滑れる斜面です。但しあまりコース幅は広くなくシューテジングスターコースと分かれるまでの上部はやや混雑しますので注意が必要。筆者が訪れた時はこの狭い上部でボードの検定試験が行われており、かなりごちゃごちゃになってました。
スターフォール、4 距離350m 最大斜度30度 平均22度 (サウスウイング)
距離は短いもののサエラ最大斜度を誇ります。完全に未圧雪で降雪後はパウダーゾーンに変身する事でしょう。
最近のスキー場に言えることなんですが、このように30度の斜度があっても一日中コブにならないバーンが存在するんですね。昔はな午後は大きなコブが育っているはずなんですけど、これもボーダー効果?

ミルキーウエイ、1 距離1000m 最大斜度15度 平均10度 (サウスウイング) 
このスキー場のメインゲレンデです。混雑も激しく上部は緩斜面ながらスピードを出すとやや危険です。幅はそこそこあり初心者にはうってつけの斜面ではないでしょうか?また上部にはボードのワンメイク台もあって明るい雰囲気です。
朝はクワッドがやや混雑します。

調査日 2002’2/2 
天候 晴・ 気温0度・ リフト待ち・ 0〜5分 ・積雪量 約150cm
雪質 am軽い湿雪、pm重めの湿雪
総評
尾瀬、片品エリアでは一番新しいスキー場である。しかしながらアクセスは混雑の激しい120号線一本で、周りの他のスキー場同様厳しい現実があり、筆者が昔から推奨する椎坂峠のトンネルの早期実行が待たれる。
スキー場は中緩斜面が主体ではあるが、所々に急斜面を残しコブ斜面はないもののそこそこのレベルを保ったスキー場ではないだろうか?
またこのスキー場リフト券の安さも嬉しい事の一つである。リフト一日券+800円の食事が付いて3800円とかなりリーズナブル。
筆者が訪れた時は17人の大所帯でしたが、スキーセンターも整い、ボード&スキーグループにはちょうどいいスキー場ではないだろうか?但しアグレッシブなボーダーやコブ大好きスキーヤーには不満爆発のスキー場であるから要注意。
混雑はメインのサウス側がやや激しく、逆にノース側はちょっと寂しい感じがする両極端の顔をもっている。